ブラックジャックのルール

  ブラックジャック
ブラックジャックについて

ブラックジャックのルール

ブラックジャック基本戦略表

ブラックジャック基本用語

  ブラックジャック(BLACK JACK)の基礎知識

ブラックジャック(BLACK JACK)は、トランプを使用するカジノゲームの一種です。カードのAと10(10,J,Q,K)が出るとブラックジャックといいます。ランドカジノでの人気はポーカーやバカラ、ブラックジャックとなりますがオンラインカジノではバカラと双璧の人気ゲームです。 カードの合計点数が21点を超えないように、プレイヤーがディーラーより高い点数を得ると勝ちになります。 プレーヤーは自由にカードを引けますがディーラーは17以上の数字を引くまでカードを引き、引けばディーラーの点数が確定します。

カジノにおいては、個人の裁量が入るゲームはブラックジャックとポーカーのみで、それがブラックジャックの人気の秘密で日本人が好むところかもしれません。

プレーヤーの裁量でカードを引くのは自由ですが、一定のルールに基づくために基本戦略(ベーシックストラテジー)が確立されています。 基本的にはそれを実践しながらベットコントロールしていくことが確率的にカジノ側有利のルールを大きく縮小して勝利へつなげることができます。

  ブラックジャック(BLACK JACK)のルール

手持ちのカードの数字の合計が 「21」 を超えない範囲で 「21」 に近い方が勝ちというゲームです。 プレーヤーとディーラーとの1対1の対戦形式で勝敗が決めることができます。

※詳細なルールは ウッキペディア を確認してください

まずプレーヤーがベット金額のチップを選び、テーブル上の指定された位置にチップを置く事でゲームが成立します。

プレーヤーがチップを置き終えると、ディーラーはプレーヤーおよび自分 (ディーラー自身) にカードを2枚ずつ配ります。

ディーラーに配られた2枚のカードのうちの1枚は全員に数字が見えるように表向きに配られます。 この見えている方のカードのことを 「アップカード(UP CARD)」 といい、見えていない方のカードは 「ホウルカード(HOLE CARD)」 といいます。

プレーヤーはディーラーのアップカードからディーラーの最終的な数字の合計を予想しながら、自分が追加のカード引く(ヒット)か止める(スタンド)の判断をします。

プレーヤーは「21」を超えるまでは何枚でもカードを引くことができます。「21」を越えた時点で負け(バスト/BUST)です。

プレーヤーがカードをもらい終えた段階でディーラーは自分の伏せてある方のカードも表に向け、自分の点数を公開します。
この段階でディーラーは自分の点数の合計が 「16」 以下であった場合は 「17」 以上になるまでカードを引き続け、「17」 以上になった段階でディーラーはそれ以上カードを引くことはできません。
「21」以上を引いた場合はディーラーの負け(バスト/BUST)が確定します。 たとえプレーヤー全員の手が 「20」 や 「21」 であったとしても、ディーラーは自分の手が 「17」 以上に達していたら新たにカードを引くことはできません。

こうしてディーラーの点数が決まると (ディーラーの点数は 「17」、「18」、「19」、「20」、「21」 もしくは 「22 以上(バスト/BUST)」 の6通り)、 あとはプレーヤーの点数字とディーラーの点数を照合しながら勝ち負けの精算を行います。
同点(プッシュ) の場合は引分けなのでベット金額は動きません。

上記は基本ルールですが、特別ルールとして下記のものがあります。特別とはいえブラックジャックのルールの一部であり基本戦略(ベーシックストラテジー)に含まれています。

  基本用語と特別ルール


♥  カードの数え方

♦  ベット(BET)
チップを賭けること

♠  ディール(DEAL)
ディーラーがカードを配ること

♣  ヒット(HIT)
配られた2枚のカードを見て次のカードを引くこと。

♥  スタンド(STAND)
カードをもらうことをやめ現在の手で勝負すること。「STAY」と言う場合もあるが「STAND」の方が一般的。

♦  スプリット(SPRIT)
同じ数のカードが2枚配られた場合、2つの独立した手に分け、それぞれの手に賭けることが出来る。これを行うには最初に賭けた金額と同額を追加(倍になる)する。

♠  ダブルダウン(DOUBLE DOWN)
次のカードを引いて勝てると確信したときにカードをもう1枚だけしか引かないことを宣言後、ベット金額を倍にしてカードを引くこと。

♣  インシュランス(INSURANCE)
デーラーの表のカードに「A」がでて、それがブラックジャックだったときの保険制度。ベット金額の半額を保険に払うことによりディーラーがブラックジャックでも保険金のみが徴収される。

♥  バスト(BUST)
「21」 を超えてしまうこと。プレーヤーは21を越えた時点でディーラーの手配を見るまでも無く負け、ディーラーがバストすればスタンドしたプレーヤーは勝ち

♦  ブラックジャック(BLACK JACK)
最初に配られた2枚のカードが「10」「J」「Q」「K」のうちのどれか 1枚と 「A」 の場合、すでに 「21」 が完成していることになる。このような場合の 「21」 を、その他の 「21」 (3枚以上のカードで構成された 「21」) と区別して 「ブラックジャック」 と呼んでいる。プレーヤーにブラックジャックができた場合、ディーラーがプレーヤーに対して1.5倍を支払う。

♠  プッシュ(PUSH)
プレイヤーとディーラーのハンド(手札)が同数の場合、引き分け。

  ブラックジャックの基本的指針

前述の通り、ブラックジャックのペイアウトは基本戦略(ベーシックストラテジー)を使えば約99.5%に高めることができますが、いちいち見るのが面倒、ランドカジノでプレイするという 場合は下記指針を守ることでペイアウトを約98%にすることができます。


  • ハード17点(Aを1と数えた場合)以上あれば常にスタンドする。11点以下では必ずヒットまたはダブルダウンする。
  • ディーラーがバストする確率は、平均 3回に1回である。特に、ディーラーのアップカードが3~6の場合はさらに高確率でバストすることが期待できるので、12点以上、16点以下の低い点数でもスタンドする。
  • 反対に、ディーラーがAや7以上のカードの場合は、バストせず高い点数になることが予想されるので、積極的にヒットして対抗する。
  • Aか8のペアの時にはスプリットすると良い。Aは高得点が期待できる。また、8のペアは合計で16と点数的に良くないので、スプリットすることにより現状よりましな点数を期待する。スプリットには倍のベットが必要とされるので、不利なときにスプリットするのは良くない選択である。また、いくら有利でも10点のペアをスプリットしてはならない。
  • ダブルダウンは、自分の点数が良くディーラーの点数が良くない場合、具体的には、合計が11点でディーラーのアップカードがAでない時と、合計が10点でディーラーがAでも10でもない場合に行う。
  • インシュランスは行わない。

  基本戦略表の使い方

実際に基本戦略表を使用してブラックジャックをプレイした動画です。迷ったとき横目で見ながらヒットするか、スタンドするか、ダブルダウンするか、スピリットするかが一目瞭然でわかります。